補聴器スタートアップオリーブユニオン、美書1億ドル契約
米国と日本市場を攻略しているスマート補聴器製造スタートアップのオリーブユニオンが米国で最大1億ドル(約1320億ウォン)規模の契約を受注した。 2024年、日本証券市場上場計画に「青信号」がついたという評価だ。
9日ベンチャーキャピタル(VC)業界によると、オリーブユニオンは最近、米国のヘルスケア会社であるネーションズベネフィットと1000万ドル相当の契約を結ぶなど、合計1億ドル規模の補聴器製品受注に成功した。
2016年7月に設立されたオリーブユニオンは、Bluetooth技術を通じてスマートフォンと連動するスマート補聴器を製作・販売している。認識など携帯電話部品を納品しているパトロンが投資会社として参加したこともあった。
オリーブユニオンは今回の米国契約件を通じて米国補聴器市場の先取りに乗り出す計画だ。昨年、米国は補聴器を「オーバーザカウンター(OTC・Over The Counter)」に分類し、医師の処方箋なしで薬局でもこれを購入できるようにした。オリーブユニオン関係者は「米国には約3000万人の難聴者が存在するが、OTC分類で新しい市場が開放された」とし「投資誘致や上場などを通じて豊富な流動性を確保し、2040年に全世界8億人に製品を供給するなどグローバル市場をリードしていく」と話した。